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東和支部からのお知らせ
東和支部研修旅行
2020年11月21日

11月21日(土)から22日(日)にかけて、今期の期初より計画していた研修旅行に出かける。おりから大阪では新型コロナ陽性者数が増えだしていた。その状況下で実施するかどうかは全て行政からの要請に従おうと寸前まで様子を見ていたところ、国としてはGOTO予算で旅行の推奨を継続しており、大阪府からも市内の飲食のみの言及にとどまっていたため、実施することとした。

コロナ対策として、参加者の飲食時以外のマスクの着用と都度々の指手消毒はもちろんのこと、移動はゆったりと大型バスを使用し、飲食時の会場も十分間隔をとって飲食中の移動は無しとした。通常時では価格的に対策をとった分だけ上がってしまうが、国からのGOTO助成が有ったので、その内容でも例年の研修旅行に比べて1名あたり約2/3の予算で可能となった。

研修テーマは『歴史的文化・土地特有の文化を体感する』とし、四国高知へ向かった。初日にまず香川県の中津万象園と、そこに隣接する丸亀美術館を見学する。この園は貞享5年(1688年)に丸亀藩により築庭される。庭の中心には琵琶湖を形どった八景池があり、そこに見事な太鼓橋、1,500余本の松が植えられ、約330年の歴史と落ち着きが感じられる。庭内をくまなく歩きながら、いにしえの方たちの美の追求、庭を愛する心を感じる。続いて高知自動車道にて四国山地を縦断して高知へ移動する。

峻険な山地を、昔は源平合戦に敗れた平家の落武者が徒歩で踏み入ったのだなあ等と思いながら通り抜けて高知の市街へ到着し、高知城を見学する。ここは国指定重要文化財でもあり、日本で唯一本丸の建築群が現存する城郭で、実際に中に入ると当時の武士になったような不思議な感覚になる。天守閣からは広く周囲を見渡すことができる。戻り路で気が付いたことだが、石垣が一見ガタガタで雑に見えるが、これは雨が多い土地柄を考慮して、崩れにくく排水能力が高い野面積が多く採用されているものと知った。

夕方となり、旅館に到着する。ここは明治7年創業の老舗で、建物も部屋も木の香りと雰囲気に包まれたような旅館で、一同大阪では味わうことの出来ない、ゆったりとした感覚での一夜となる。

早朝から有志で日曜朝市へ出かける。これは日本最大級の街路市で300年以上の歴史がり、約1kmに渡って300店ほどが出店する。多くの近在の農家と思われる方々が自家製のゆず酢また田舎寿司など延々と店が続く感があり、高知独特の方言も飛び交い、地場の地方文化に包まれ多様な感覚になる。私事であるが、日本最後の清流といわれる仁淀川で無農薬栽培しているハーブティを見つけ、嬉しくなってしまった。また、前日の国政報告会に出席していた河野大臣の視察一行が逆から歩いてくるところに、偶然出会うことが出来た。

2日目のメインイベントは、また四国山地を川沿いに奥深く入ってゆき、祖谷のかずら橋に到着、これを皆で渡る。ここは、日本三大秘境で国の重要有形民俗文化財に指定されている。続いて昼食には囲炉裏端で郷土料理を味わう。

今回の研修旅行は期初からの計画ではあったが、コロナ禍でのギリギリの選択でもあったし、このように報告しながらも必ずしも実行を是としているわけではなく、また終了後に参加者全員が健康面で問題が無かったことは、出来るだけの対策はしていても、幸いであったという感も持たれる。しかし、参加者が2日間深く交流することで得られたことには深いものがあり、研修旅行が支部にとって大変有意義な行事であることを参加者全員が再認識した。