令和２年11月12日 東支部秋の研修会とし、第一部、有限会社サンクラールにおいて工場見学、第二部は懇親交流会を実施した。

サンクラール矢田氏のご案内で、印刷現場の見学、そしていま取り掛かっているアート作品の試し刷りを見学した。

その技術、Ｓプリズムプリントとは…箔を押した後に印刷する、という特殊印刷加工技術です。その表現は、シルバー箔＋インキという単なるメタリック調というだけではなく、その箔に施された精細なエンボスがその印刷物を立体的に見せ、また、その光の反射も計算することで、金属の質感、曲線、硬さまでもが伝わってくるようです。しかも、独自ノウハウによりその印刷面は虹のように偏光し、その光の変化すらも調整可能だということです。

一つのアート作品と同社技術が融合することにより、その重厚感、存在感が格段に増す、そんな工程を見学した会員からの驚き、関心は大変な大きさだったことは、その質問の多さから明らかであった。

その後、ミーティング室に移動し、いずれもクライアントの心をつかんだ成約実例サンプル、惜しくも成約には至らなかったプレゼンサンプルなど、素晴らしい出来栄えと、矢田氏による経緯の説明や現在の取り組みなど、大変興味深い内容でした。

第二部は「コロナに負けるな」と称し、各社の助成金等の申請状況、取り組み等の報告、各種団体の活動予定の案内など、とても意義のある情報交換を行った。

途中、支部長による次回活動予定が決定されるなど、目白押しな一日であった。