- 第2回東和・気軽なリモートサロン
- 2020年12月17日
平石支部長の「支部員の方々みんなが主役」という抱負の下、皆がこのコロナ禍の中でも気軽に情報交換が出来、発表できる場が何か作れないかと考え、WEBを活用して交流出来る場を企画したのがこのリモートサロンである。
12月17日の開催が今回で2回目になり、12名の組合員が参加した。このサロンは前回もそうだったのだが、歴代の支部長から青年クラブの若手まで、豪華メンバーに幅広く参加して頂いており、立場に関係なく皆が和気あいあいと中身の濃い話を繰り広げている。
まず始めのテーマとして、先日11月21日22日に四国高知へ行った「支部研修旅行」の報告(土産話)をしてもらった。
報告は研修旅行のスライド写真をモニターに映し出しながら参加された方々に話をしてもらったのだが、写真からでもコロナ対策として常時のマスク着用や都度の消毒、しっかりソーシャルディスタンスをとりながら皆が楽しく高知の文化を知り、交流している様子が伺えた。
丸亀美術館や高知城等を見学した際の楽しいお話を伺ったのだが中でも特に「祖谷のかずら橋」の話は驚いた。踏み出すたびに軋んでユラユラと揺れるその橋は、写真を見ているだけでも足がすくみそうになる。なんとその橋を今年傘寿になられた北林さんが一人で渡り切ったという。その御年で一人渡り切ったという話は、研修旅行に参加出来なかった私でも勇気をもらい心が躍った。
次に参加者に今年の振り返りとしてそれぞれショートスピーチをして頂いた。
皆の話を聞いているとやはり今年一年はコロナ禍の影響により環境が変わり大きな変化があった一年。お客様の為に何が出来るのか考えていった一年。お客様のニーズが変化してきた。ビジネスに対する価値観が変わった。業界の弱点が浮き彫りになった一年、だったという。
そのなかでこれからはビジネスを強くしていかなければならない。色々なことを考えながら、目指すところを具体的にイメージし、実際に行動を起こす。今までとちょっと違った発想力を考えながらチャレンジしていきたい。また、いつ何が起こるかわからない世の中、色々な事業を選別してやっていく必要がある。という声があった。
今回のスピーチで感じた事は、今年一年は皆、大変な思いをされている中、だれも悲観的な話は無く、そのような状況の中でもみんなが、コロナに負けず、この経験を糧とし、前を向いて考え、行動しているのだと感じた。
最後のテーマに溝口副支部長から大阪・関西万博2025についての話を伺った。万博の理念やテーマを聞き、関係者の中には色々な形で印刷関係と絡んでいる方々も非常に多いそうだ。今後、様々な所で印刷の仕事も増える可能性を感じた。これから2025年に向かって、万博ムードを盛り上げていきたい。
今回のリモートサロンにて、支部長からのスピーチに「よく本物かどうかという問いかけがある。このコロナによって、自分たちが本物かどうかを問いかけさせられている、自問自答させられているのではないか」というお話があった。
本当に今は本物かどうかを試されている一年だったのではないかと感じている。このニューノーマルな時代の中でも、何をすべきか考え、行動しているこの東和支部はきっと本物でありつづけ、このコロナ禍を乗り越えさらに飛躍していくだろう。