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北支部からのお知らせ
令和3年度 北支部秋季勉強会  ~withコロナにおける、銀行取引の要注意点~
2021年12月16日

令和3年度北支部主催の秋季勉強会が12月1日(水)午後6時、大阪印刷会館4階大会議室にて銀行に30数年勤務されていたスペシャリスト柴口敏一氏を講師に招き「withコロナにおける、銀行取引の要注意点」の演題の元開催された。

今回もコロナ禍という状況を踏まえ出席者全員に会場前で検温を行い、会場内では換気や収容人数60名対して定員を40名に絞りソーシャルディスタンスを十分に確保した上で執り行われた。

司会進行は、役員の坂本一行氏。田畑支部長が開催の挨拶と、リアル登壇をお受け下さった経緯と感謝の言葉を述べられ、今回代理人のビジネスエージェンシーの高島良雄氏が柴口先生をご紹介下さりスタートした。

「銀行に潰されない強い会社を作る極意」を柴口先生の銀行勤務30数年に及ぶキャリア、経験談を元に時にはユーモアを交えてお話を下さった。

個人補償の無い「資本制ローン」や「SDGsローン」は、目から鱗の情報で、経営者にとっては非常に大きい知識だと感じた。

ご講演の中で、決算書は過去の成績であり未来は分からない、未来を予測する手法が「事業性評価」で、資金を融資する際は企業の未来を見据え判断するとお話があった。企業の非財務情報を記入する「事業性評価シート」、「SWOT分析」、決算都度に作成する「ローカルベンチマーク」を銀行へ提出する事で、貸し渋りの世の中を乗り切れる。例えも交えてお話下さり非財務情報が如何に大切であるかが私にも良く理解出来た。

その後質疑応答が交わされ、各委員会からのお知らせがあり最後に今井副支部長の締めの挨拶のあと北支部秋季勉強会は無事終了となった。

永所祐希