東和支部「東和塾」が開催されました。

10月24日金曜日に東和支部青年部が企画・運営する創造交流会「東和塾」を開催した。

本会合は、印刷業界における次代を担う若手・中堅が集まり、「学び」「交流」「発信」をキーワードに、自らの成長と業界全体の活性化を目指すものとして定期的に

実施してきた。

今回は、株式会社GUX様と株式会社オオウエ様に登壇して頂き、日頃の自社・現場での取り組みや課題をプレゼンテーション形式で発表。

まず冒頭では、青年部木村会長による開会の挨拶があり、「青年部として他支部との関係構築、青年部に参加したからこその経験、さらに青年部を盛り上げていきたい

という思い」を話した。次に前回の東和塾で登壇して頂いた、株式会社バリューイノベーション様とオウズプラン株式会社様にその後の変化や進展についての報告を

行った。続いてプレゼンテーションが行われ、最初に株式会社GUXの郷田様から自社の強みや、昨今の国内外の動向、Webアクセシビリティのメリットなどについて

プレゼンテーションを行って頂いた。

その後、株式会社オオウエの大上様に同じく自社の強みや「和紙」についてのメリット、今現在で力を入れている4つの事業についてなど新たな和紙の可能性について

プレゼンテーションを行って頂いた。

さらに、会の中盤ではグループ討議を兼ねた食事交流があり、円卓を囲んでの自由な語らいの場も設けられ。こうした食事＋討議スタイルは、形式張らずに深い交流を

促す狙いがあり、若手が気兼ねなく自分の意見を出せたのではないかと思う。

青年部が企画から運営まで担当した「東和塾」は、単なる講演会に留まらず“自分たちで考え・発信し・学び合う”場として、支部内外を問わず参加して頂ける会にした

いと思う。

食事後は参加者同士でグループ討議した内容を発表し、「ウェジェットに今後追加する機能はあるのか？」や「印刷のしやすい和紙は作る事が可能か？」といった活発

な意見交換が行われた。

終了時には参加者から「いつも見ているWebサイトも自分だけが見るのではなく、全ての人が平等に利用する環境つくりについて考えさせられた。」「和紙も海外では

洋服やクッションなど様々な使われ方がされている事に驚いた」などの感想が寄せられた。

運営側も「今回の発表内容を今後の青年部活動の報告資料や次期勉強会の題材に活かしたい」とし、今後も定期的な開催と皆様がもっと参加して頂けるような「東和塾」

にできたらと思い、次回の開催予定である2026年2月20日金曜日に向けて頑張ってまいります。