SCROLL

MESSAGE

組合設立70周年 を迎えるにあたって
大阪府印刷工業組合理事長
大興印刷株式会社 代表取締役
髙本 隆彦

70周年を機に、
「未来を刷る」ための挑戦へ
大阪府印刷工業組合70周年実行委員長
株式会社一心社 代表取締役社長
浦久保 康裕
70th MOVIE
EVENT
FUTURE VOICE
SENIOR EXECUTIVES

HISTORY
SPONSOR
協賛企業一覧
(敬称略・五十音順)
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MESSAGE
70th MOVIE
EVENT
FUTURE VOICE
SENIOR EXECUTIVES
HISTORY
昭和29年6月
昭和29年6月、大阪印刷工業会時に大阪印刷互助会の創立総会を開催。昭和33年に設立した大阪府印刷工業組合の「共助規約」として引き継がれたのが、現在の共助会である。組合員の相互扶助を目的とし、会費を徴収し、規約に基づき弔意金等を支出する互助事業を行っている。
昭和33年4月
昭和33年4月、中小企業組合法が施行され、これにより従来の中小企業安定法は廃止され、それに伴い、調整組合は必然的に工業組合へ移行することになった。4月22日に調整組合総会が開催された。
昭和48年3月
昭和24年12月㈱大阪印刷会館を設立。昭和29年8月の会館を売却し、南区大宝寺仲之町のビルを買収移転。
昭和42年6月にビルを売却し、現在の都島区に移転した。
昭和48年3月に昭和42年2月に設立した㈱新大阪印刷会館と合併し㈱大阪印刷会館として現在に至る。
昭和48年8月
納骨塔の開眼大法要は昭和48年8月20日に初めて現地で厳修された。
同年10月10日には「タイムカプセル」の埋蔵式が高野山納骨塔で行われている。昭和49年以降は毎年8月20日に印刷・関連業界の物故者追悼慰霊祭並びに納骨の供養が執行している。
平成11年1月
印刷会館リニューアル工事後
印刷会館H11年リニューアル工事前
老朽化が目立ってきた大阪印刷会館が平成10年11月に㈱大阪印刷会館の総会の承認を経て、平成11年1月から工事を開始。建物はそのままで外装および内装工事のリニューアル工事を行った。
令和7年5月
組合創立70周年を記念し、印刷業界が新しい価値を生み出す場としての可能性を探る取り組みである。
70周年記念式典は2025年5月16日にリーガロイヤルホテル大阪で開催する。
記念イベントとしては10月17日(金)、18日(土)が堂島リバーフォーラムで開催予定である。
SPONSOR
(敬称略・五十音順)
大阪府印刷工業組合 副理事長
福山耕治
株式会社新聞印刷 代表取締役
印刷技術は、今を遡ること紀元前3000年頃のメソポタミア文明だと言われています。1450年頃にヨハネスグーテンベルクが発明したグーテンベルク印刷機(活版印刷)によって印刷物の量産が可能になり、書籍の普及が加速。情報伝達には欠かせない存在となりました。しかし機械技術・デジタル化の進歩によって、情報伝達の主役の場は失われ、社会からは「印刷物は環境に悪い」という間違ったレッテルをはられる始末。
そんな逆境の時代に、お陰さまで大阪府印刷工業組合は70周年を迎えることができました。
情報伝達という実用性が低下したいま、私たちができることは何なのか。社会から求められる印刷のあるべき姿を指し示す必要があります。印刷に欠かせない用紙は、循環社会のなかで最も優れており、コミュニケーションツールとしても非常に効果を発揮することができます。
私たち印刷業界が社会から背を向けず、しっかりと前を向き背筋を伸ばして社会課題の解決を行いながら、業態変革を果たしていけるよう、副理事長しての役割りを全うしたいと考えております。
大阪府印刷工業組合 副理事長
渡辺貞城
トキワ印刷株式会社 代表取締役
この度、大阪府印刷工業組合は創立70周年という輝かしい節目を迎えることができました。永きにわたり本組合の発展にご尽力されてこられた諸先輩方、そして今日まで組合活動を支えてくださっている組合員の皆様、関係各位に深く敬意を表しますとともに、心より感謝申し上げます。
70年の長き歩みの中で、我が国の印刷産業は技術革新とともに目覚ましい発展を遂げてまいりました。しかしながら、近年はデジタル化の急速な進展、ペーパーレス化の波、そしてそれに伴う印刷需要の構造的変化など、業界を取り巻く環境は厳しさを増しております。
このような変革の時代のなか、私は教育研修委員会、経営革新委員会、そして大阪青年印刷人協議会の三つの委員会を担当させていただいております。
教育研修委員会では、組合員の皆様とその従業員の方々を対象にしたセミナー等を企画・実施し、変化に対応できる人材の育成に努めております。経営革新委員会では、次代の印刷業界を牽引する経営者の育成を目的とし、新たなビジネスモデルの構築や経営基盤の強化に向けた支援を行っております。そして、大阪青年印刷人協議会は、若手経営者が活発に交流し、互いに刺激し合いながら、業界の未来を切り拓くための知恵と情熱を育む、貴重な研鑽の場であります。
これらの委員会・協議会活動を通じて「人」を育て、「知恵」を結集し、「未来」を創造することこそが、私たちが直面する課題を乗り越えるための原動力になると確信しております。教育こそが未来への投資であり、次世代への継承を確かなものにする道筋です。
創立70周年を新たな出発点とし、来る80周年、そしてその先の100周年に向けて、組合員の皆様と共に手を取り合い、知恵を絞り、汗を流してまいりたいと存じます。変化を恐れず、むしろ変化を好機と捉え、新たな価値を創造し続ける印刷業界を目指して、全力で取り組んでまいります。
今後ともご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。
大阪府印刷工業組合 常務理事
協創特別委員長
伊東 裕二
株式会社サンセイ 代表取締役
この度は大阪府印刷工業組合設立70周年という大きな節目を迎えられましたこと、心よりお祝い申し上げます。
今日の私たちが活動の場をいただいているのは、まさしく先人の皆様が幾多の困難を乗り越え、力強く築き上げてこられた確かな土台があってこそと、深く感謝申し上げます。その尊い歴史と信念を、私たちはしっかりと受け継ぎ、未来へと繋いでいきたいと思っております。
さて、私たち協創特別委員会は、めまぐるしく変化するこの時代において、組合員の皆様が進むべき道を示す羅針盤のような存在になりたいと考え、志を同じくする少数精鋭のメンバーで活動を進めております。私たちの目指すところは、組合に所属される企業の皆様のために、これまでにない全く新しい価値、すなわち「0から1」を生み出す事業を創出し、未来への可能性を切り拓くことです。 具体的には、一社単独ではなかなか着手することが難しいような事業に対して、組合員の皆様が手を取り合い、共同で開発に取り組めるような環境を整えたいと考えています。これにより、各社のビジネスチャンスを広げる新しいお客様との出会いや、既存の商品・サービスに対する新たな販路を開拓することに繋げていきたいと思っております。 その実現に向けて、私たちは「協創」を活動の中心に据えています。組合内部での連携を深めることはもちろん、外部の知見を取り入れたり、異業種の方々との交流を図ったりと、内部・外部を問わず積極的に繋がりを構築したいと考えています。一社だけでは乗り越えるのが難しいリソースやノウハウ、費用の壁も、協力し合うことで突破できると信じています。 私たち協創特別委員会は、この活動が、組合員企業の皆様一社一社、そして大阪府印刷工業組合全体の輝かしい未来を照らす一助となることを強く信じ、その実現に向けて情熱をもって力を尽くしてまいります。
大阪青年印刷人協議会 議長
谷口 和宏
谷口印刷紙業株式会社 代表取締役
こんにちは!大阪青年印刷人協議会、通称「大青協」の議長を拝命しております谷口和宏と申します!大青協は若手経営者や後継者が毎月集まって、情報交換をしたり勉強をしたり親睦を深める活動を行っています。現在は22名が参加しており、持ち回りで自己・自社紹介のプレゼンをやったりもします。また1年を通していくつかのイベントを開催しています。まず1月には外部から講師を招いて「キックオフコンベンション」という勉強会をやっています。秋頃には「近畿ブロック協議会」を開催し近畿中から若手が集まってグループワークや講義を受けます。いずれも新規事業やイノベーション、コミュニケーションや組織づくりなど様々なテーマで自分たちが学びたい内容の勉強会を手作りします。そして忘れてはならないのが「交流イベント」です。バーベキューや旅行など親睦を深めて同世代のつながりを持つことがとても重要で、参加者にとって「大青協でできた人脈が宝物になる」ことを目標に活動しています。毎月第1火曜日に大阪印刷会館4階で定例会を開催していますので、是非見学に来てみてください!
大阪府印刷工業組合 常務理事
総務特別委員会委員長
高橋 孝一
株式会社新進社 代表取締役
大阪府印刷工業組合は、おかげさまで創立70周年という大きな節目を迎えることができました。
この70年という長い歴史は、先輩方のたゆまぬ努力と、組合員の皆様の力強い支えによって築かれてきたものです。この節目の年に、「ツナゲル -わくわくするぜ印刷の未来-」をテーマに、記念式典と記念事業を開催できることを、大変うれしく思っております。
私たち「総務特別委員会」は、組合全体の運営基盤を支える役割を担っており、総会や理事会の準備・運営、各種連絡調整に加え、周年記念行事や式典、交流イベントの企画・運営を通じて、組合員同士のつながりや情報共有の場をつくっています。
今回の70周年記念事業は、過去を振り返るだけでなく、「これから先、どう次代へつないでいくか」を見据える大切な機会として、私たち委員会一同、企画・準備を進めてまいりました。
本記念事業が、組合員同士の絆をさらに深め、業界の魅力や可能性を再確認し、次の時代へとつながる力強い一歩となることを願っております。
「ツナゲル」という言葉には、先輩方が築いてこられた想いを、私たちがしっかりと受け継ぎ、次の世代へ伝えていきたいという想いが込められています。
皆さんとともに、印刷の未来にわくわくしながら、新たな一歩を踏み出せることを、心より楽しみにしております。
大阪府印刷工業組合 常務理事
サスティナビリティ委員長
白石 陽一
白石封筒工業株式会社 代表取締役
大阪府印刷工業組合が本年無事に70周年を迎えることができましたのは、ひとえに日頃より格別のご支援とご尽力を賜る組合員の皆さま、並びに関係各位のご厚情の賜物でございます。心より深く御礼申し上げます。
式典テーマは「“ツナゲル”ワクワクするぜ!印刷の未来」。サスティナビリティ委員会では、人と自然、企業と地域、業界と社会を結びつけ、循環型の価値創造を通じて地球とともに歩む未来を切り拓きます。
また、広報誌『PRI・O』を通じて環境や社会に配慮した取り組みを行う企業をご紹介し、印刷業界における持続可能性の重要性を発信してきました。直接取材によるリアルな声で“印刷+α”の魅力をお届けするとともに、組合員のみならず社員やご家族の皆さまとも学び合いながら、サスティナブルな実践を深める機会を企画しています。皆さまとともに未来をつなぎ、より豊かな印刷文化を築いてまいりたいと思います。
次年度は、森と紙の循環プロジェクトを立ち上げ、原材料からリサイクルまで一貫したサプライチェーンの構築に挑戦いたします。サスティナブルな未来を“ツナゲル”架け橋として、これからも新たな価値創造に取り組んでまいります。
大阪府印刷工業組合 常務理事
広報 委員長
田中 幸恵
ホウユウ株式会社 代表取締役
“ツナゲル”力で、もっとワクワクする印刷へ!
大阪府印刷工業組合は、今年で70周年を迎えることができました。この節目を迎えられたのは、日々支えてくださっている組合員の皆さまや、組合活動にご尽力くださっている関係各位のおかげです。心より感謝申し上げます。
今回の式典テーマは「“ツナゲル”ワクワクするぜ!印刷の未来」。人と人、企業と企業、業界と社会、そして次の世代へと、さまざまな“ツナガリ”の中から、新しい価値や可能性が生まれる――そんな未来への期待と挑戦の気持ちが込められています。
広報委員会では、その“ツナゲル”役を担うべく、広報委員会では、広報誌『PRI・O』をはじめ、公式ホームページ、SNS「インサツグラム」などを活用し、組合活動や仲間たちの取り組みを、できるだけわかりやすく、タイムリーに発信するべく活動してまいりました。リアルな声を伝えることで、組合内外に「印刷+α」の魅力を広げていくことが私たちの役割だと考えています。
印刷という産業の未来は、モノだけではなく、コトやつながり、そして想いを“ツナゲル”ことによって、さらにワクワクが広がっていくでしょう。広報委員会はその架け橋として、新たな価値創造の一翼を担えるよう、これからも頑張ってまいります。
大阪府印刷工業組合 常務理事
パートナーシップ特別委員会 委員長
高本 禎郎
株式会社TOWA 代表取締役
大阪府印刷工業組合が創立70周年という節目の年を迎えられましたこと、心よりお祝い申し上げます。これもひとえに、長年にわたり組合を支えてこられた諸先輩方のご尽力、そして日々業界の最前線で活躍されている組合員の皆様の弛まぬ努力の賜物であると、深く敬意を表する次第です。
また関係者の皆様におかれましても、日頃より組合活動に対し多大なるご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、私が担当しております「パートナーシップ委員会」は、新たに設置された特別委員会でございます。メーカーやベンダーの皆様を中心としたメンバー構成で、組合員の皆様との交流や親睦を深めること、そして委員会メンバーから組合員の皆様に向けて、有益かつ実践的な情報を発信することを主な目的として活動しております。まだ始まったばかりの委員会ではございますが、皆様との接点を増やし、有意義な場づくりに努めてまいりたいと考えております。
今後は、委員会の活動を通じて組合内のネットワークをより強固にし、時代の変化に柔軟に対応できる組合運営に貢献していく所存です。
70周年という節目を機に、先人たちの築き上げてきた歴史を大切にしながら、次の時代へと確かな歩みを進めてまいりましょう。
末筆ながら、組合のさらなる発展と、皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
大阪府印刷工業組合 常務理事
地域共生委員長
矢田 幸史
有限会社サンクラール 代表取締役
今までの70年もそうだったかと思いますが、これからはさらに変革が必要な大航海時代に入っていくと思います。
印刷が情報を伝達する実用性から、物質であることの意味性へ、印刷物の役割はシフトをしていっています。それに伴い、請負の受注産業一択の経営体制から脱却するきっかけとして「ペーパーサミット」を立上げ、ペーパーサミットでは印刷×クリエイティブという形で、クリエイティブの力を活用し、自ら「物」を作る経験を通じて、自社の経営にクリエイティブを活用できるような企業へシフトしていければという思いで行っています。
10月に行われる70周年記念事業では、印刷×アートという切り口で記念イベントを予定しています。印刷にアートがどう関係するのか?と言う問いはあるかもしませんが、印刷は文字や絵を複製し多くの人達に伝える役割で発展してき、その中には宗教や文明やアートといったものが常に絡み合って現在に至っています。高度成長期に伴い近年に関しては情報を大量に伝える実用性だけが大きくなっていましたが、これからはなぜその印刷物が必要なのか、その印刷物はどんな場所でどんな役割を果たすのかという意味性が求められ、そんな時代に今一度、印刷×アートという事業を開催する運びとなりました。
70周年記念事業ではアートを題材にしていますが、印刷に何を掛け合わせ、どんな意味を持つ印刷物を作るのかは、100社100通りあると思います。
それが、書籍なのか、文具なのか、POPなのか、チラシなのか、カレンダーなのか、伝票なのか、ゲームなのか、箱なのか、名刺なのか。
その印刷物が活用されるシーンを想像し、その印刷物が起こす何かを想像し、その印刷物の意味を考えていただけるきっかけとしていただきたいです。
ぜひ、記念イベントを含め印刷組合の活動の中に、自社の印刷×αをみつけ、先の見えない大海原を突き進む、羅針盤と情熱と方法を見つけていければと思います。
私は大印工の活動の中でそれが見つかりました。
ぜひ、自分の力で能動的にそれらをみつけていただければ。
大阪府印刷工業組合 常務理事
組織活性化委員長
中川 敏之
株式会社中川印刷所 代表取締役
大阪府印刷工業組合70周年おめでとうございます。テーマの「“ツナゲル”ワクワクするぜ!印刷の未来」。技術革新のみならず、現在に至るまで業界発展にご尽力いただいた皆様の想いを次代にツナゲテイクことにワクワクしています。
組織活性化委員会は、組合と会員の架け橋として、印刷業界の”ツナガリ”を強化する役割を担っています。創立70周年という記念すべき節目に、私たちは新規会員の増強に注力するとともに、他委員会との行事共有を積極的に推進し、会員の皆様が参加しやすい環境づくりに取り組んでいます。
当委員会は会員と各委員会をつなぐハブとしての機能を果たし、業界内の多様なつながりを促進することで、新たな価値創造の基盤を構築しています。様々な行事やセミナーへの参加を通じた有効な情報交換は、会員の皆様にとって大きなメリットであり、ビジネスチャンスの拡大や技術革新への対応にも繋がると考えています。
支部長を中心に地域に根差した活動を展開し、会員同士の絆を深めながら、次世代へとバトンをつなぐ取り組みを進めています。これからも”ツナゲル力”を活かし、ワクワクする印刷の未来を共に創造していきましょう。
大阪府印刷工業組合 専務理事
満谷健一郎
株式会社栄光堂印刷所 代表取締役
大阪府印刷工業組合は1954年(昭和29年)に大阪印刷工業調整組合の設立を起点として昨年70年を迎えました。戦後間もない設立の頃から今日に至るまで、印刷産業は技術革新と共に数多くのターニングポイントを経験してまいりました。その都度、知恵を出し、汗を掻いてその困難を乗り越えて今があると思います。
これも偏に印刷業発展にご尽力くださった先人の方々、それらを受け継ぎ、時代背景・経済状況など多くの変化がありながらも長きに渉り継続してきた組合員の皆様はじめ関係各位のご協力の賜物と感謝申し上げます。
今年は5月に70周年記念式典、10月には70周年記念事業を計画しております。
テーマは「“ツナゲル”ワクワクするぜ!印刷の未来」
今まで以上に目的をもって繋がること“ツナゲル”を意識して「正しく群れ」これからも必要不可欠な集団として、役割が果たせる組合を組合員の皆様と共に知恵を出し合い、汗を掻きながら “ワクワクする”印刷の未来をともに描き続けて行きたいと考えております。
今後ともご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
大阪府印刷工業組合 副理事長
若林大我
株式会社ユニオン紙器 代表取締役
大阪府印刷工業組合は、昨年おかげさまで創立70周年という節目を迎えることができました。この長い歩みを振り返ると、先輩方の努力や、日々現場を支えてくださっている皆様の力があってこそ、今日の組合があるのだと改めて実感します。本当にありがとうございます。
今回の式典テーマ「“ツナゲル”ワクワクするぜ!印刷の未来」には、私たちが積み重ねてきた技術や想い、仲間とのつながりを、これからの世代へしっかり手渡していこうという強い気持ちが込められています。
私自身、「組織活性化委員会」と「パートナーシップ特別委員会」を担当させていただいておりますが、二人の委員長と共に仲間同士がもっと気軽につながり合える雰囲気づくりや、業界を越えた新しい出会いの場をつくることの大切さを、日々感じています。人と人が繋がることで、新しい挑戦が生まれ、業界にも少しずつ風が吹き始める――そんな瞬間に立ち会えることが、何よりの喜びです。
時代は大きく変わりつつありますが、印刷の持つ“伝える力”や“つなぐ力”は、これからもきっと必要とされ続けるはずです。次の100年に向けて、みんなで知恵を出し合いながら、一歩ずつ前に進んでいきましょう。
大阪府印刷工業組合 副理事長
山本素之
株式会社美生社 代表取締役
高本理事長の元副理事長として、早いもので一年が経ちました。現在、私は地域共生委員会と協創特別委員会を担当しています。2年目を迎えた我々にとって、特別な意味を持つ年です。なぜなら、大阪府印刷工業組合は創立70周年を迎え、テーマは「“ツナゲル”ワクワクするぜ!印刷の未来」となっています。
このテーマには、印刷業界の未来に向けてつながりを広げ、ワクワクするような展開を期待する気持ちが込められています。地域共生委員会では、主にペーパーサミット運営してます。このイベントこそまさに「“ツナゲル”ワクワクするぜ!」というテーマにぴったりではないでしょうか。ペーパーサミットでは、単なる販売活動だけでなく、セミナーなど開催しています。このイベントは、全国的にも注目されており、今後、他の地域でもペーパーサミットが開催される日も遠くはないと確信しています。
一方、協創特別委員会では、ゼロからイチを生み出す新しい取り組みについて議論を重ねてきました。この委員会は、実現に向けて考え、行動するという他の委員会にはない課題に直面しており、非常にやりがいのある委員会だと感じています。文紙メッセなどの新しい可能性を探るために他のイベントにも参加し、さらに2025年の大阪・関西万博へ参画を各方面から情報を収集し模索して参りました。現在、2日間の展示出展が決定しており、組合としてEXPO2025に参加できることは非常にワクワクすることではないでしょうか。
私が、最も重要視しているのは、委員メンバー全員に「参加意識」を持ってもらうことです。皆さんが貴重な時間を組合活動に費やしてくださっていることに感謝するとともに、その時間が有意義であると感じてもらえるよう努めています。各委員が、自分自身や会社にとってのメリットを感じることが大切だと思います。
さあ、皆さん、一緒に「“ツナゲル”ワクワクするぜ!印刷の未来」を実践していきましょう!
大阪府印刷工業組合 常務理事
経営革新委員長
谷川 勝重
株式会社タニガワ印刷 代表取締役
今回の式典テーマ「“ツナゲル”ワクワクするぜ!印刷の未来」は、組合が70年継続できた理由を掲げているかと。同業者のみならず組合をハブに色々な人達がツナガッテ70周年を迎えたかと。
しかし改革が必要な令和の時代は、ツナガルではなく、ツナゲル。
明確な意志を持って、新しい時代を切り開く人達を業界の垣根を越えてツナゲル。
このテーマをベースに今年度の経営革新委員会は、事業推進したいと考えます。
具体的には、経営者の皆様に『印刷経営革新塾』を通じて学びの場を提供し、時には、世代や業界を超えて印刷業界の先駆者の方々のお話をパネルディスカッション形式で拝聴し、先駆者の皆様のメソッドは何かを皆で話しあい、分析することで新しい形の学びの場を提供できればと考えます。
一人で経営を学ぶことは、非常にハードルが高く、継続にも熱量が必要です。
そこで明確な意志を持って、新しい時代を切り開く人達を業界の垣根を越えてツナゲテ、一緒に学ぶことにより絆を深め印刷業界の発展に寄与できればと思います。
経営革新は、一足飛びではなしえませんが、小さな一歩を踏み出さないかぎり、革新は起こせません。できれば、その一歩を踏み出すきっかけに当委員会が開催するイベントが一助となればと思います。
是非、皆様で学びの楽しみを共有し、「“ツナゲル”ワクワクするぜ!印刷の未来」を実践しましょう!!
大阪府印刷工業組合 常務理事
教育研修委員会 委員長
吉田匡廣
株式会社ダイシンコラボレーション 代表取締役
大阪府印刷工業組合は本年、おかげさまで創立70周年を迎えることができました。この輝かしい節目を迎えることができましたのも、ひとえに組合員の皆さま、並びに関係各位の温かなご支援とご尽力の賜物でございます。心より感謝を申し上げます。
記念式典のテーマは、『“ツナゲル”ワクワクするぜ!印刷の未来』。
私たち教育研修委員会では、「会社の成長は、社員の成長とともにある」という理念を胸に、経営者自らの自己革新と、社員一人ひとりが自ら成長を実感できるような研修事業を展開しております。ただ学ぶだけではなく、未来を創り出すための「学び合い」、コミュニティの形成、そしてオンラインや動画など新たなテクノロジーを駆使した、いつでも学べる環境づくりにも積極的に取り組んでおります。
人材育成は、企業にとってかけがえのない未来への財産です。人事部門を持たない中小企業が多いからこそ、私たちが発信する情報やノウハウが、それぞれの会社で個々の成長を生み出すきっかけになれるよう努めてまいります。
「ツナゲル」という言葉には、先人たちが築いてきた想いを私たちがしっかりと受け継ぎ、次の時代を担う人々へ伝えていく決意が込められています。 私たちはこの70周年を、新たな未来への力強い一歩と位置付けています。組合員同士の絆を深め、業界の魅力を再確認し、ともに未来をワクワクしながら築いていきましょう。