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大阪府印刷工業組合について
ごあいさつ
副理事長
髙本 隆彦
大興印刷㈱ 代表取締役

構造改革への道「次世代」の育成

私たちの印刷産業の出荷額は、1991年の9兆円をピークに、2020年の新型コロナウイルス感染症の影響等により、今後は4兆円を割るまで減少すると想定されています。

どんな産業にもライフサイクルがあり、主要な商品の社会的な役割が終焉を迎える局面というのは必ず訪れます。その時に産業として役割を終えるのか? それとも、再び成長産業として次のライフサイクルを始めるのか? その選択はその産業自体に委ねられています。

印刷産業では、全日本印刷工業組合連合会から組合員の皆様に届けられている「INSATSU未来トランスフォーメーション」に書かれた産業成長戦略の提言を基に、企業経営をアップデートし、次世代に対応できる業態への変革が求められています。

先の見えない不確実な時代だからこそ、経営の羅針盤となる理念とビジョンを示し、これまでの事業モデルを再定義し、成長発展に向けて業態変革を成功させなければなりません。

その為に、「印刷+α」を実践する未来を担う次世代の経営者や幹部社員を創出する活動を推進して参ります。

先代から事業を承継する覚悟と智慧を実践できる場づくりを提供できれば、これからも印刷産業が我が国発展の中心的な役割を果たすことが持続でき、そして、若者たちに幸せを運ぶ産業であり続けられると考えます。

次世代へ繋げる構造改革への道を、連帯して共に学び実践して参りましょう!

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